メシアのブログ

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【ひぐらしのなく頃に業】梨花と沙都子の認識の違いについて

ひぐらしのなく頃に業の22話を直前に

改めて梨花と沙都子の関係性について

考えてみようと思います。

 

お互いに家族を喪った二人は梨花

提案で一緒に暮らすようになりました。

この時点で二人の関係性は只の友人から

家族に近いものになった訳です。

 

沙都子からすれば、1年程度の同居生活

ですが、梨花はループを繰り返す中で

100年以上の間一緒にいる実の家族よりも

付き合いの長い関係なんですよね。

 

沙都子としても、自分を頼りにして

くれる梨花に悪い気はせず、関係性に

綻びは生じませんでした。

 

しかし、それは狭い雛見沢で代わり映え

のしないループに囚われていた頃の話。

 

新しい生活に浸る中で、梨花は沙都子を

蔑ろにするようになります。

これは沙都子からすれば、酷い裏切りです。

2度の裏切りで沙都子の中の梨花に対する

信頼感は地に落ちたと思われます。

 

さて、自分から一緒にルチーアに行きたいと誘っておきながら何故梨花は沙都子に

このような仕打ちをしたのでしょうか?

 

これはおそらく、二人のお互いに対する

認識の違いが原因ではないかと考えます。

 

沙都子は家族を喪った際に自分に声を

掛けてくれた梨花に感謝しており、

大事に思っています。

 

しかし、ループによって長い年月沙都子と

過ごしてきた梨花にとって、沙都子という

存在は常に一緒にいるのが当たり前に

なってしまったのです。

 

梨花にとっての沙都子は自分から決して

離れない都合の良い存在。

これまでがそうだったので、多少つれない

態度をとっても、その関係性は変わらないと

思い込んでしまったのではないでしょうか?

 

これは特殊な環境下にいた梨花だからこそ

陥ってしまった可哀想な思い込みで

あると言えますが、曲がりなりにも

一般的な人生を送ってきた沙都子から

すれば、受け入れがたいでしょう。

 

自分から誘っておいたのに、放置って

どういうこと!?ってなるのも当たり前

だと言えます。

 

この認識の違いを解消するには沙都子にも

同じ体験をして貰う他なく、ループ者に

なるのは必然であったのでしょう。

 

もしかすると、猫騙し編の沙都子は

既に梨花に対する憎しみだけで動いている

のではなく、もはや自分が梨花の運命を

握っていることが当たり前になってしまい、

その生き死にをコントロール出来ることに

酔ってしまっている可能性があります。

 

沙都子自身もループ者になったことで

一般的な人間の感覚からズレたことを

していても気付かない状態なのかも

しれません。

 

この二人は和解可能なのか?

どのような終着点が用意されているのか

大変気になるところです♪

 

それでは、また!